庭に植えたい植物があるけど寒さに強い?
このような方に向けて解説していきます。
特に熱帯植物を庭に植えたい場合は気になりますよね。
こんにちはテツです。
執筆者
- 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
- 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
- 現在:外構専門店運営・現役フリーランス
植物の耐寒性を示す指標がある
植物の耐寒性を調べても、「強い」「関東以西」などの表現はよく見かけますが、自分の住んでいる地域では屋外で育つのだろうか?と微妙な感じです。
そこで植物の耐寒性を示す指標としてハーディネスゾーンをご紹介します。
ハーディネスゾーンとは平均年間最低気温によるクラス分け
ハーディネスゾーンからは植物がどの地域まで越冬可能なのか分かります。
アメリカ農務省(USDA)によってアメリカの庭師や造園家を支援するために作成されたもので、以下のように平均年間最低気温によって1a〜13bのクラスに定義されています。
それぞれのクラスを地図上で色分けしたものにハーディネスゾーンマップがあります。
日本でも同じ手法で作られたハーディネスゾーンマップがあるので以下のサイトが参考になります。(日本の場合はクライメートゾーンと呼ぶこともあります。)
≫参考:耐寒性ゾーンマップ (Hardiness zone map)–PROVEN WINNERS Japan
植物の耐寒性は、もちろん温度だけではなく霜や積雪の頻度や日当たりなども関係しますので、目安として考えましょう。
植物の耐寒性を調べる方法
色んな植物のハーディネスゾーンを調べたいという方は「〇〇〇(植物名)␣ハーディネスゾーン」などで検索すると該当するサイトがヒットしますよ。
例えばヤシであれば、庭に地植えする場合は8a〜9bの耐寒性を持つ品種を選ぶと北関東あたりまでは大丈夫そうですね。
耐寒性を考慮したおすすめの熱帯植物は南国の植物を庭に植えたい!屋外で育てることができるおすすめ12選で紹介しているので参考にどうぞ。
まとめ
この記事ではハーディネスゾーンをご紹介してきました。
ハーディネスゾーンにこだわりすぎると植物選びに躊躇してしまうので、先にも述べましたが目安としてとらえましょう。
心配な場合は鉢植えとして、軒下で育てるなどの方法もアリです。