この記事は読む人によっては不快に感じる方もいるかもしれません。
しかし「この業者に頼まなければ良かった。もう二度と同じ業者には頼まない!」とならないように、これから外構業者選びをする方にとって参考にしてほしくて記事にしました。
この記事で取り上げる事例は本当にあった事例です。
この記事で分かること
- 外構業者選びで後悔した事例
- 外構業者選びのコツ
執筆者紹介
こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店→職人→ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。
外構の業者選びで後悔【本当にあった3つの事例】
外構業者から信じられないウソみたいな対応をされたという事例を紹介します。
僕は普段フリーランスとしてエクステリア専門店を運営しています。
ヒアリングから設計デザインそして現場管理を業務としていて、たくさんのお客様と接しています。
僕のところに相談に来ていただいたお客様の中には「他の外構業者で既に工事してもらったところがあるんですけど、その業者からこんな対応をされたんですけどどう思います?」
という感じで助けを求められることがあります。
その中でも、いまだにそんな事が起きているのかというくらい「ヒドイ!」と感じた事例を紹介しますので皆さんも注意してください。
【後悔事例1】お客様の要望を受け付けない業者
庭部分のご依頼があってご自宅へ伺った時でした。
すでに玄関前から駐車スペースにかけてはコンクリートとアルミカーポートが建ててありました。
仕上げを見る限り普通で特に問題あるようには感じませんでした。
そしてその業者に依頼した理由は他の外構業者よりも安くしてもらえたしそのまま頼んだということです。
しかし、僕がビックリしたのはお客様からの次の言葉でした。
「実は玄関前におしゃれな門柱だとか、歩くところも可愛くしたかったんですけど、業者から『そんなものはいらない』といって要望を受け付けてもらえなかったんです。」
衝撃ですね。
庭部分もそんな感じで対応されたくないということでその業者には依頼しなかったんだそうです。
予算などの都合で結果的にそのようなプランになることが予測できたとしても、打合せ過程がすごく大事でお客様が納得した上でのプランにする必要があるという事例です。
【後悔事例2】他社の批判をすることで自社の価値を上げる業者
すでに他社で契約していたにも関わらず僕のところに相談にいらっしゃったお客様の事例です。
「もう他社で契約してしまったんですけど、なんだかその業者が信用できなくて、、、。」
どういうことかというと、その業者の対応が以下です。
- 他社のことを平気でディスる。
- 建材メーカー商品は値段が高くなるだけだからといって自社オリジナル商品を強引にススメてくる。
- 工事開始が遅れてしまうことを理由に打合せを簡素化して早く契約を迫られた。
このような感じの業者であれば手抜き工事の可能性やアフター面での不安があります。
しかし、色々こじらせたくないということで結果的にお客様はその業者へそのまま工事依頼することになるのですが、工事開始してからどんなところに注意すればいいかをアドバイスさせて頂くことにとどまりました。
【後悔事例3】要望と違う工事をしたのに直さない業者
庭部分の相談にいらっしゃったお客様です。
玄関周りと駐車エリアのコンクリートとアルミカーポートを他の業者ですでに工事したとのことです。
ただ、庭工事もしたいけど「同じ業者には二度と頼まない!」とご立腹の状態でした。
理由は以下です。
玄関前の階段をタイル仕上げに頼んだのにコンクリートだけで仕上がっていた。
やり直しを求めたけど『高さが違ってくる』ということで対応してもらえなかった。
見積りは明細をつくってもらえず合計金額1式で表記されたまま。
『請求の時に明細をつけて提示します』とのことだったが、請求書も合計金額1式だけの表記。
結局工事金額の根拠が分からない。
もはや僕にとっては全てが意味不明です。
結局そのお客様は諦めて支払いと同時にその業者との縁を切ったということです。
外構業者選びのコツ
上記の事例をもとに外構業者選びのコツを3つ挙げます。
- 安さだけにとらわれない
- 納得するまで打合せする
- 納得したら契約書を交わす
安さだけにとらわれない
ぼったくりのような悪徳業者に注意はもちろん、「安かろう悪かろう」という業者にも注意です。
価格が安いということは魅力に感じますが、間違った方向への妥協にも陥りやすくなります。
- なぜ安くできるのか聞いてみる(材料仕入れと人件費の観点から説明があればベスト)。
- 安くすることで手抜きにつながらないか。
- 事例写真など実績を確認する。
- 工事中の現場を案内してもらう。
この辺りが明確になればベストですね。
納得するまで打合せする
押さえておきたい項目は以下です。
- 大きさ、高さ、位置:メジャーを使って実寸を体験すること。
- 色:サンプルなどで実物を確認すること。
- 金額:明細項目の説明を受けること。
- トータル:求めていたデザインと価格のバランスに納得できるか。
図面だけでは判断できないことは現場で実際に業者と確認作業をすることも必要です。
あなたと業者の意識が共有できていると思えるまで確認作業をする必要があります。
納得したら契約書を交わす
工事内容と金額にも納得したら契約書を交わしましょう。
契約書には工期設定・支払い方法・完了検査方法などが記載されています。
予定と違うものに仕上がっても改善を求めることができますし、いつまで経っても工事が終わらないといったこともありません。
まとめ
衝撃な事例を紹介したので、もしかするとあなたの不安を煽ってしまったかもしれません。
しかし同じ思いをしてほしくないので、この記事を公開することにしました。
もし、外構業者を中々見つけることができないといった場合は見積一括サイトの利用をおススメします。
優良業者を紹介してもらえるサイトを紹介した以下の記事を参考にしてください。
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外構の一括見積もりできる4サイトを比較【隠れた優良業者に出会える】
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