新しくしたコンクリートに猫の足跡が付いてしまった。こんな時はどうするの?
実はコンクリートが固まらないうちに、猫が足跡を付けていくというのは業者にとっては「あるある」の出来事。
しかも、万全の対策がないのも事実なんです。
この記事で分かること
こんにちはテツです。
執筆者
- 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
- 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
- 現在:外構専門店運営・現役フリーランス
なぜ猫はコンクリートに足跡を付けるのか【結論:不明】
コンクリートが固まる途中に、猫は足跡を付けてしまいがちです。
なぜ足跡を付けるのか、原因は解明されていません。
よくある意見として、「コンクリートが硬化する過程で温度が若干暖かくなるから、好んで歩く」という意見があります。
でも、調べるとちょっと違うようで、以下が有力かと。
- もともと通り道だった
- 普段と違う興味本位
≫参考:猫はなぜコンクリに足跡をつけてしまうのか コンクリートと猫の専門家に見解を聞いてみた(外部サイト)
その他の意見として、「コンクリートがマタタビの匂いに似ているから」という意見もあります。
いずれにしても原因は解明されていません。
コンクリートに猫の足跡が付いてしまった時の対処
猫の足跡が付いてしまった時の対処は以下の2つです。
- 足跡の部分を補修する
- 猫の足跡を受け入れる
猫の足跡を部分的に補修する
補修を案として取り上げますが、万人が納得できる程の補修はできないと思った方が無難です。
一応、補修方法をご紹介すると、補修用のセメントを足跡の部分に丁寧に塗り込むというものです。
ただし、周りのコンクリートとの色の違いが若干出てしまい、特に雨で濡れると分かりやすくなります。経年劣化で補修部分がめくれる可能性もあります。
コンクリートを全面やり替えるという案
コンクリートを壊して新しくやり替えるという案があるかもしれませんが、また同じく猫の足跡が付く可能性があります。
猫の侵入に対しては万全の予防策はありません。
業者にとってもお客様側にとっても、全面やり替えは色んな意味で負担が大きいので、避けた方が良いです。
猫の足跡がついてしまったのは業者の責任なのか
業者に責任があるというのはちょっと無理があります。
個人的な意見ではありますが、猫の侵入に関しては万全の対策はできないため事故のようなものです。
とは言え、業者側からは丁寧に説明するなどの姿勢はあるべき。
猫の足跡が付いてしまっても受け入れるという考え
捉え方次第ですが、前向きに猫の足跡を受け入れる考えもあります。
Xでは「かわいい」「招き猫みたいで縁起が良い」などの声がありますよ。
これからコンクリートをするという方に向けて
コンクリートをする前にこの記事にたどり着いた方へ、以下をご紹介します。
- 【予防策】超音波
- 【あえての模様】猫の足跡スタンプ
【予防策】超音波
万全な予防策ではありませんが、超音波で猫の侵入を防ぎます。
効果のある範囲が限られているので、状況に合わせた数を用意するといいでしょう。
僕も持っていて、「キー、キー」と刺さるような音がかすかに聞こえますが、人によっては聞こえないというくらいの音が出ます。
試したところ、確かに猫が立ち止まって侵入していかない所を見ました。その反面、うまくいかなかった事もありました。
猫にもよるのかなー?という感じです。
【あえての模様】猫の足跡スタンプ
あえて猫の足跡を付けるためのスタンプもあります。
「かわいい」「猫が好き」という方にとっては嬉しい商品ですね。
コンクリートを仕上げる職人さんによっては「これくらいの作業はタダでやってあげるよ!」となるかもしれません。
まとめ
新しいコンクリートに猫の足跡が!【許せる?許せない?】というタイトルで解説してきました。
個人的には、見慣れているせいもあるかもしれませんが「許せる」という回答です。
コンクリートをしてもらう方としては、事前にこういった情報を教えてほしいですよね。
そのためには、経験豊富な業者と出会えるかどうかにもかかっています。
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