外構のフェンス選び候補にメッシュフェンスを検討している方に向けて、メッシュフェンスの特徴やメリットとデメリットを解説していきます。
こんにちはテツです。
執筆者
- 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
- 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
- 現在:外構専門店運営・現役フリーランス
メッシュフェンス以外のフェンスも見たい方は以下の記事を参考にどうぞ。
≫参考:外構のフェンスでもう迷わない【選ぶポイントから注意点まで徹底解説】
メッシュフェンスの特徴3つ
メッシュフェンスは、網状に構成されているフェンスのことで一般住宅の外構だけでなく公園やドッグランなどにも広く使われています。以下ではメッシュフェンスの特徴を3つ紹介していきます。
特徴①:メッシュフェンスの素材はスチール
メッシュフェンスの素材はスチールです。
アルミの場合は雨に濡れても錆びにくいですが、スチールは錆びてしまいます。ただしメッシュフェンスの表面は樹脂コーティングされているので、通常の使用では錆びる心配はほぼ無いとされています。
特徴②:メッシュフェンスの長さ・高さ
メッシュフェンスの長さはほとんどが1枚あたり2mです。
高さは600、800、1000など20cmずつ展開されていて、高いものでは2000まで用意されている商品もあります。
特徴③:メッシュフェンスの価格はとにかく安い
メッシュフェンスの価格はアルミフェンスの価格に比べて安いです。用途によっては最優先で候補に挙げて良いフェンスとなるでしょう。
参考までにエクスショップというサイトでは、施工費も含めて金額のシミュレーションができるので目安にしてみてください。
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エクスショップの使い方は以下の記事を参考にどうぞ。
≫参考:外構の見積もりシミュレーション【アルミ工事ならエクスショップへ】
メッシュフェンスの種類
メッシュフェンスの種類は多くありません。各アルミメーカーから発売されていますが、ぱっと見の違いはほとんど感じられないでしょう。そんな中でもよく見ると上下端の形状が違い、半円・丸型・三角などがあります。
以下が主要メーカーのカタログです。
※スチールフェンスとして掲載されている場合もあり。
メッシュフェンスの中でもおしゃれな商品
スタイリッシュなメッシュフェンスの紹介です。
三協アルミのハイブリッドT・Tはスチールメッシュフェンスの安っぽさをカバーした商品。
上下にアルミフレームがあり、スタイリッシュな雰囲気を実現しています。アルミフレームは木調カラーもそろっていて、状況にあわせたデザインが可能。費用はメッシュフェンスとアルミフェンスの中間にあります。
メッシュフェンス設置のメリット・デメリット
メッシュフェンスのメリットは以下の通りです。
メッシュフェンスは費用が安いため、とりあえずの仕切り程度で大丈夫という方におすすめです。また、強度が高く開放感もあることから「子供の遊び場・公園・ドッグランなど」での設置に向いています。
メッシュフェンスのデメリットは以下の通りです。
見た目にこだわるところでの使用や、目隠し目的のところでの使用には向いていません。
メッシュフェンスとネットフェンスの違いは?
違いを大まかに分けると以下の通りです。
- メッシュフェンス:長方形状に溶接された金網
- ネットフェンス:ひし形にあみ込まれた金網
メッシュフェンスの費用はネットフェンスよりも安いです。
溶接して1枚のパネルになっているので、取り付けが簡単で施工費も抑えることができます。
ネットフェンスはフレームと金網部分が現場組立てのため、メッシュフェンスに比べて施工が難しく、費用がメッシュフェンスに比べて高くなります。DIYではなく業者に依頼することをおすすめします。
ネットフェンスの中でもPCフェンス(朝日スチール株式会社)は一般住宅でも人気が高いです。無骨でかっこよく、カリフォルニア風のような雰囲気の外構にしたいときにおすすめです。
≫参考:カリフォルニア風の外構にする方法【現地を視察?して分かったこと】
まとめ:使い方が合っていればメッシュフェンスは妥協ではない
メッシュフェンスは費用が安いことから妥協案となりがちですが、以下のような使い方であればベストな選択肢といえます。
- ドッグラン
- 公園
- 費用を抑えた仕切り
- 風通しや日当たりが損なわない仕切り
など
細かなサイズや範囲は、現場の状況と要望を把握しつつ適切なアドバイスを業者からもらいましょう。
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