エクステリア

ウッドデッキの素材比較【天然木vs人工木】

2020年10月25日

知りたい人 
ウッドデッキが欲しい人

  • どんな材料があるの?
  • 天然木はすぐに腐るしやっぱり人工木だよな?
  • 天然木と人工木のメリットデメリットを知りたい。

こんな感じで悩んでいる方に解説します。

この記事の内容

  • 天然木と人工木の特徴が分かる
  • 木は腐りやすいという概念がなくなる
  • どんな素材があるのか分かる

執筆者紹介

こんにちは、テツです。

独立する前は、外構エクステリア専門店→職人→ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。

ウッドデッキの素材比較【天然木vs人工木】

まず、ウッドデッキに使われる天然木人工木の特徴から解説していきます。

天然木と人工木の特徴をつかんだ上で比較すると、思い描く理想的なウッドデッキに出会えるでしょう。

この記事の最後には、それぞれの項目で比較できるように一覧表にしてまとめました。

天然木の特徴

天然木は大きく分けて以下の2種類です。

  • ソフトウッド:柔らかい木の総称
  • ハードウッド:堅い木の総称

加工性も耐久性も全く違うので目的にあった材質を選びましょう。

知りたい人 
ソフトウッド?ハードウッド?
解説しましょう。
tetsu 

以下にソフトウッドとハードウッドの特徴を解説していきます。

ソフトウッドとは

  • ソフトウッドの樹種:レッドシダー・SPF・杉、など
  • ソフトウッドの加工性:柔らかくて軽いため、切断加工や組み立てのビス打ちが簡単

長持ちさせるために塗装などのメンテナンスを2〜3年ごとにする必要があり、耐久性は10年ほどですが、風通しが良くバルコニー下などの雨があたりにくい所であれば10年以上期待できるでしょう。

ウッドデッキをした人が数年経って「ボロボロに腐ってしまった」や「床が落ちて怖くて歩けない」といった声があれば、おそらくソフトウッドで作ったウッドデッキと予想されます。

ハードウッドとは

  • ハードウッドの樹種:ウリン・イタウバ・セランガンバツ、など
  • ハードウッドの加工性:非常に硬くて重いため、DIYで組み立てるにはかなりハードルが高い

堅さの例を挙げると、ビスを打ち込むときは一度ドリルで小さな穴を開けないとビスが入っていきません。

また密度が非常に高いため水に入れると沈んでいく場合もあります。

耐久性は20年以上や30年以上という声があり、日本との気候の違いはありますが海外では100年以上の例があります。

笑顔の人 
それだけの耐久性があれば十分!

ハードウッドは1990年代あたりから輸入解禁になり市場で使われるようになったようですが、それ以降腐ったという例を探しても見当たりません。

ハードウッドにメンテナンスは必要ない?

結論、耐久性を上げるためのメンテナンスはほぼ必要ありませんが、ささくれが出る場合があるので、サンドペーパーで擦るなどの手入れは想定されます。

ハードウッドは白アリが寄り付きにくいほど堅いとされています。

しかし、特徴としてハードウッドそのものに含まれている茶色の成分が雨により灰汁(アク)となって出たり紫外線による影響も重なって、半年ほどで綺麗な茶色からグレーに変わります

この色の変化による強度への影響はほとんどなく、個人的にはこの色落ちがあるからこそヴィンテージ感がでて好きです。
tetsu 

以下が色落ちした後の写真です。

ハードウッドに関する記事はこちらで詳しく紹介しています。

>>参考:ウッドデッキは天然木でも劣化しない?【ハードウッドを選ぶべし】

人工木の特徴    

人工木:樹脂と木粉を混ぜたものでできている

YKK・三協・LIXIL・その他沢山の建材メーカーから発売されています。

各社、スタンダードなタイプからリアルやデザイン性を追及した高級タイプまで工業製品化されています。

人工木の経年変化は年を重ねるごとに色が若干薄くなっていきますが、新品を横に置いて比べない限り分からない範囲です。

2020年現在、YKK・三協・LIXIL各社からでている人工木のサンプル写真と合わせて以下に紹介します。

YKKのウッドデッキ

リウッドデッキを紹介します。

YKKのカタログによるとリウッドとは住む人の健康に配慮したノンホルムアルデヒド商品であることと、人工木の中では珍しくリサイクルが可能で地球環境にもやさしい素材であると紹介されています。

三協のウッドデッキ

ひとと木2」と「ラステラ」が展開されています。

ひとと木2の紹介

デッキ表面の温度上昇を抑える処理をしてあることをカタログに測定データと共に公表しています。

夏場の直射日光で歩くことができないといった事を緩和させてくれるので、ウッドデッキ素材の選択候補に入れる理由のひとつになるでしょう。

ラステラの紹介

ウッドデッキというよりもフローリングという雰囲気の商品で、スタイリッシュな庭やリゾート風の庭を演出するには最適です。

LIXILウッドデッキ

樹ら楽ステージ」と「デッキDS」が展開されています。

樹ら楽ステージの紹介

デッキ表面の温度上昇を抑える処理をしてあることをカタログに測定データと共に公表しています。

デッキDSの紹介

木のリアルさを求めて作られており、床板1本1本に色むらを持たせていたり、表面の毛羽立ち(刺さることはない)までを再現してあります。

パッと見、本物との区別は付きにくいと思います。

天然木と人工木の特徴を比較

ウッドデッキに使われる天然木と人工木の特徴を表にすると以下です。

比較 天然木 人工木
  【ソフトウッド】 【ハードウッド】  
質感 柔らかい。軽い。 堅い。重い。 プラスチック感あるが高級タイプはリアル。
経年変化 割れやシロアリなどにより劣化しもろくなる 色落ちがあるものの強度には影響なし 雨染みや伸縮による反り
耐久性 環境により5年~10年程度 20年・30年以上として不明 20年・30年以上として不明
メンテ 定期的な塗装。ササクレの処理。ビスの抜け確認。 まれにササクレの処理 ほぼ無し
直射日光下での表面温度 夏場は少し熱くなる 夏場は熱くなる(裸足は避けた方が良い場合も) 夏場は裸足では歩けないほど熱くなる
価格帯 安い 人工木より若干高い ハードウッドより若干安い。高級タイプはハードウッドより高くなる場合も。

まとめ

この記事をまとめると以下です。

メモ

天然木は大きく分けて2種類

  • ソフトウッド:柔らかい木の総称でメンテが必要。
  • ハードウッド:堅い木の総称でノーメンテ。

人工木とは

  • 樹脂と木粉を混ぜたもの
  • スタンダードなタイプからリアルやデザイン性を追及した高級タイプまで工業製品化

天然木と人工木の特徴を比較

分かりやすく表を作成

この記事ではウッドデッキの素材をまとめました。後悔のないウッドデッキライフを手に入れるために、押さえておきたい事を網羅した「【指南】庭にウッドデッキが欲しくなったら最初に読む記事」も是非ご覧ください

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