「庭」という漢字は小学校3年生で習う10画の漢字です。
庭の仕事に携わるものとして「庭」という漢字の書き順は正しく書きたいと思ったので、確認の意味でも調べてみました。
すると調べるうちに漢字の書き順というものについて、意外なことを発見したので合わせてまとめました。
本記事の内容
- 「庭」の書き順
- 【意外な事実】漢字の書き順は昔と今では違う!?
執筆者紹介
こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店・職人・ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。
「庭」の書き順
書き順を動画として以下に貼り付けました。
※音声はありません
【意外な事実】漢字の書き順は昔と今では違う!?
2018年3月27日にテレビ放送されたTBS番組「この差ってなんですか?」で、漢字の書き順について7番目のコーナーで取り上げられていたのでご紹介します。
実は漢字全般に言えることで、30代以上の人と10代・20代以下の人では書き順が違うことが多いようです。
分かりやすい漢字で言えば、普段から良く使う「上」や「書」という漢字も世代によって書き順の違いが出やすいようです。
書き順そのものは昔から変わっていなく、昭和33年 [1958] 3月31日初版の文部省が作成した筆順指導の手びき(ダウンロード可)が基準となっているようですが、当時は強制力がなく世の中になかなか浸透しなかったとの事です。
そのため、現在30代以上の人は昔ながらの書道の書き順で覚えていたり、地域によって教わる書き順が異なったりしていたようです。
平成に入ってからは筆順指導の手びき(ダウンロード可)の書き順が教育現場に徐々に浸透していったことから、現在の30代以上の人と10代・20代以下の人との間で書き順が違う状況が起きるようです。
まとめ
僕は漢字の専門家ではないので深く言及することができませんが、筆順指導の手びきでは書き順自体は厳密に規定するものではないという位置づけの様です。
しかしながら漢検や教育現場では筆順指導の手びきの影響力が大きいようです。
結局、書き順の正解はどうなんだ?
と思いましたが、その時に教わった事が正解という感じですかね?
これからは自分の子供が漢字の書き順が違うからと言って注意するのも慎重になりますね。
皆さんはいかがでしょうか。