自宅で過ごすことを見直されている現在、庭でバーベキューをしたいと思っている方は多いと思います。
この記事ではバーベキューを楽しくできるように、準備しておきたいおススメのコンロや、バーベキューをするときの注意点を紹介します。
この記事で分かること。
- おススメのバーベキューコンロ
- 炭の扱い方で注意すること
- 近隣へのマナーとは何か
執筆者紹介
こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店→職人→ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。
庭でバーベキューを楽しむための3つのポイント
庭でバーベキューを楽しくするためには次の3つを押さえておく必要があります。
- 自分に合ったコンロを選ぶ
- 炭の扱い方
- 近隣へのマナー(時間帯、煙、挨拶)
この3つを押さえておけば誰でもバーベキューを楽しむことができます。
コンロは使う頻度によって手軽なものから本格的なものまでありますが、いずれにしても炭を使うのであれば使った後の処理のことも考えておきたいですね。
また、住宅密集地であれば近隣へのマナーとして時間帯や煙などの配慮も欠かせません。
【ポイント1】バーベキューをするための自分に合ったコンロを選ぶ
なんといってもまずはコンロの準備です。
検索すればたくさんコンロが見つかります。
バーベキューを頻繁にしたい方や少し凝った料理をしてみたいという方はグリルや大き目のコンロがピッタリでしょう。
しかし、良いものには目移りしてしまいますがバーベキューをする頻度が少ない方にとっては、バーベキューをする度にコンロを洗ったり手入れが大変という場合もあります。
1年に1~2回程の頻度であれば数百円から購入できる使い切りタイプを候補に入れてはどうでしょうか。
バーベキューにおススメのコンロ
バーベキューのコンロを本格派からお手軽派までタイプ別にご紹介します。
ウェーバー(Weber)バーベキューコンロ
世界No.1の驚異的なシェアを誇るトップブランド【ウェーバー】。
「BBQでヒーローになりたい」「SNS映えのするBBQ料理を作りたい」「本気でBBQを極めたい」という願いをかなえてくれるでしょう。
コールマン(COLEMAN)クールスパイダーステンレスグリル
キャンプ用品に特化したコールマンの商品です。
ステンレス製とスチール製があるので、より大事に長持ちさせたい場合はステンレス製がいいですね。
無煙炭火BBQグリル【ロータスグリル】
ロータスグリルは、「無煙」と「スピード着火」を備えた優れものです。
近所に煙が行くことを考えると、候補に挙がります。
使い捨てコンロ
一度使ったらゴミの日に捨てることができるコンロで、数百円から購入できるものもあり価格も安すぎです。
このコンロは炭・網・スタンド・着火剤がコンパクトなセットになっています。
「保管が面倒・手入れが面倒・洗うのが面倒・1年に1~2回ほどしかしない」という方にとっては非常におススメです。
U字溝をコンロとして使う
コンクリートでできたU字溝を使う方法もあります。
洗わなくて良いですし、網だけでなく鉄板も普通に使うことができます。
ただし、重いので設置場所をよく検討しましょう。
カセットコンロを使う場合の注意点
炭の後始末をしなくて良いカセットコンロを使う方法がありますが、風により火がボンベを取り囲む状態になると危険です。
基本的にはおススメしませんが、風当たりの弱い環境を整えるている場合はアリですね。
【ポイント2】庭でバーベキューをする時の炭の扱い方と処分方法
炭を扱う時の注意点として以下があります。
注意ポイント
- 新聞紙を着火剤として使わない
- 炭に残った火を消すときは上から水をかけてはいけない
詳しくは以下です。
新聞紙を着火剤として使わない
炭に着火させる場合は着火剤を使うことが多いと思います。
しかし、新聞紙を着火剤として使うことは厳禁です。
新聞紙の燃えた灰が近所へ飛んでいき迷惑をかけてしまいます。
炭に残った火を消すときは上から水をかけてはいけない
バーベキューが終わった後の炭に残った火の消し方にも注意点があります。
炭の上から水をかけることは絶対にしてはいけません。
大量の煙が出てきて、これも近所に迷惑をかけることになります。
炭の上から水をかけるのではなく、水を溜めた金物バケツなどに炭を少しずつ入れていき消化を待ちます。
消化した炭は乾燥させれば状態により再利用可能です。
火消し壺の利用をおススメしますが次に紹介します。
火消し壺の準備をおススメします
火消し壺を使えばバーベキューが終わった後の炭の処理が楽になります。
灰のように細かくなったものはガーデニングに肥料として役立ちますが、炭として形あるものは適切に処理をしなくてはいけません。
炭として形あるものは土の中に埋めても分解されないので、決して埋めてはいけません。
あると便利な火消し壺、というより必需品
火消し壺はフタをすることで酸素を遮断して炭を安全に素早く消火することができます。
また、消化した炭は再利用することができます。
炭を処分ということであれば各自治体に確認する必要がありますが、燃えるゴミとして処理することができます。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ
この火消し壺は火おこし機能もついているのでとても便利です。
【ポイント3】庭でバーベキューをする時の近隣に対するマナー
近隣への配慮は絶対です。
楽しいのはバーベキューをしている当事者だけで、隣近所からは迷惑がられているかもしれません。
家の周りが田んぼや畑などで見晴らしがいいということでもない限り、隣近所へ配慮することは4つあります。
- 夕方遅くまでしない
- 大声で騒ぎ続けない
- 煙りが出にくい対策をする(炭、コンロ)
- 事前にあいさつをすればベスト
以上のことに注意して隣近所との関係も良好でいましょう。
まとめ
この記事の冒頭で触れましたが、バーベキューを楽しむための3つのポイントは以下です。
- 自分に合ったコンロを選ぶ
- 炭の扱い方
- 近隣へのマナー(時間帯、煙、挨拶)
以上のことを押さえておけば誰でもバーベキューを楽しむことができます。
思い出に残るバーベキュー生活を送りましょう。
※「バーベキューのできる庭を手に入れたい」「業者を探している」という方はこちらの記事が参考になります。