この記事では実際に僕が購入した本でもあり、普段の仕事においても参考書のように使っている本を紹介します。
執筆者紹介
こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店・職人・ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。
エクステリアのことを勉強するならこの本!【5冊+α】
これから勉強しようという方はもちろん、すでに専門家として活動している方にも正しいことを再確認することができる本5冊です。
+αとして、非常にタメになった本も合わせてご紹介します。
エクステリアプランナーハンドブック
公益財団法人日本エクステリア建設業協会認定資格「エクステリアプランナー」受験用の公式テキスト。
特に1級・2級エクステリアプランナーを受験しようとしている方にとってはこの本の購入は必須です。
僕の場合は、普段の仕事であっても法規に関するところは見返すことがあります。
イラストでわかるエクステリアデザインのポイント
名立たる先生方の執筆が集約された本です。
デザインテクニックがイラストを交えて解説されています。
僕の場合は、実際にデザイン検討のときに役立っていることはもちろん、お客様へのプレゼンのときに本に掲載されているテクニックを話しながら説明すると説得力バツグンです。
エクステリアの施工基準と標準図及び積算ー塀編
近年注目されているブロック塀の構造について、具体的な寸法も表記されている図面を交えて解説されています。
僕は、フェンスの風圧作用面積係数の意味をこの本で理解できました。
エクステリアの施工基準と標準図及び積算 床舗装・縁取り・土留め編
さまざまな床仕上げの断面図が寸法も表記されて解説されています。
本の中には伸縮目地を入れるピッチの基準が示されていたので、僕としては伸縮目地を入れる位置の良い判断材料ができました。
クレーム事象から学ぶ「エクステリア工事」設計・施工のポイント
業者とすれば「あるある」のクレーム事象を写真付きで解説されているので非常に助かります。
対策も解説されているので、工事する際は未然に防ぐことができる可能性を上げてくれます。
ただ、事象の中にはやむを得ず起きてしまうものもあるので、工事前の段階でお客様との打合せのなかに「起こりえる事象」として説明を盛り込んでいけばクレームを限りなく減らすことができるでしょう。
普段からのお客様とのコミュニケーションが大切だとつくづく感じます。
【+αのご紹介】徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
資格や技術について書かれた本ではありませんが、顧客側として読んでも業者側として読んでも非常にタメになるのでご紹介します。
本自体はマンションのリノベーションについて書かれていますが、エクステリア工事にも通じるものがありました。
著者ご自身のリノベ体験をもとに、徹底的に顧客目線に立って書かれた内容ですが、決して「業者の手抜きを見逃すな!」みたいな内容ではありません。
むしろ「顧客と業者の共同プロジェクトである」という考えが大事だとしています。
まとめ
全ての本には共通して解説されている内容がいくつもあることに気づきます。
エクステリアを本で勉強する上で、どの本にも共通して解説している内容は最重要として学んでおくと良いでしょう。
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