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寒冷地のシンボルツリー12選|北海道・東北・雪国で育つ庭木と避けたい木

2022年4月9日

寒冷地のシンボルツリー12選|北海道・東北・雪国で育つ庭木と避けたい木

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新築や庭のリフォームで、シンボルツリーを1本に決めたい。

そう思っても「北海道や東北の寒さで枯れないか」「近所で葉が茶色くなった木を見たことがある」と気になって、選べない方は多いはずです。

寒冷地の庭木選びは、暖地向けの人気ランキングをそのまま参考にすると失敗しやすい分野です。

この記事では、外構の実務に20年以上たずさわってきた立場から、寒冷地でシンボルツリーの主役になりやすい12種を、耐寒性・樹高・常緑落葉・成長速度で横並びにしました。

あわせて、寒冷地では主役に向きにくいとされる木、北海道・東北の雪国・信州の高原という地域ごとの選び方、春植えから1年目の冬越しまでの手順も解説します。

迷ったときの結論だけ先に書きます。

  • 常緑で冬も緑を絶やしたくない:ソヨゴ、コニファー類
  • 落葉でも花や紅葉を楽しみたい:アオダモ、シャラノキ、エゴノキ、ジューンベリー
  • とにかく手入れの手間を減らしたい:コニファー類、ナナカマド、アオダモ

樹種を絞り込む前に、用途や樹形から庭木全体を見渡したい方は、エクステリアプランナーが用途別に庭木を整理した一覧もあわせてご覧ください。

なお、以下で示す耐寒温度・樹高は一般に紹介されている目安で、品種・樹齢・植える場所の条件によって大きく差が出ます。

こんにちはテツです。

テツ
執筆者
  • 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
  • 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
  • 現在:外構専門店運営・現役フリーランス

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寒冷地のシンボルツリー選びで失敗する3つの原因

寒冷地で「植えたのに数年で枯れた」「葉が茶色くなって見栄えが悪い」という失敗は、原因がだいたい次の3つに整理できます。

原因1|暖地向けの樹種を選んでしまう

ホームセンターや通販の「人気シンボルツリー」特集は、関東以西の平野部を基準にしていることが多いです。

代表格がシマトネリコやオリーブで、寒冷地の地植えでは冬に葉を大きく傷めることがあります。

まず自宅がどのくらいの寒さになる地域かを数値でつかみ、樹種ごとの耐寒性と照らし合わせるのが出発点です。

地域の寒さレベルの調べ方は、お住まいの地域がどの耐寒ゾーンに当たるか確認する手順で具体的に解説しています。

原因2|寒風と凍害を見落とす

気温だけでなく、冬の乾いた季節風が常緑樹の葉から水分を奪い、葉先が茶色く枯れ込みます。

地際では土が凍って持ち上がる「凍み上がり」が起き、植えたばかりの苗が根ごと浮くこともあります。

南西向きの幹は、日中に温まって夜に急激に冷えることで樹皮が縦に裂ける「幹の日焼け(サンスキャルド)」が出やすい部分です。

とくに建物の北側や、風の通り道になる家と家のすき間は、同じ樹種でも傷みが出ます。

原因3|積雪の重みで枝が折れる

横に大きく枝を張る木や、株立ち(1本の株から複数の幹が立つ樹形)の外側の枝は、積もった雪の重みで付け根から裂けやすい形です。

屋根から雪が落ちる位置に植えると、数年で幹が傾いたり折れたりします。

多雪地で選びたいのは、枝が上向きに伸びる直立性の樹形です。

若木のうちは雪囲いで枝を守る前提にしておくと、数年で幹を失うリスクを下げられます。

寒冷地では主役に向きにくい庭木

暖地で定番の常緑樹には、寒冷地の地植えだと葉傷みや枝先の枯れ込みが出やすく、主役には向きにくいとされるものがあります。

「絶対に枯れる」という意味ではなく、防風や軒下といった条件がそろわないと安定させにくい、という位置づけです。

樹種寒冷地で出やすいとされる症状代わりに検討したい木
シマトネリコ冬の落葉・葉先の枯れ込み、寒害での枝枯れソヨゴ、アオダモ
オリーブ葉の変色・落葉、若枝の枯れ込み青みのコニファー類、ホプシー
ハイノキ葉焼け・生育不良(もともと寒さにやや弱い)ソヨゴ、アオハダ
ナナミノキ冬の寒風による葉焼け・枝先の枯れ込み(自生は静岡以西、庭植えは関東以西が目安)ソヨゴ(同じモチノキ属で耐寒性が高い)
常緑ヤマボウシ葉の茶変・半落葉、花付き不良落葉のヤマボウシ
レモンなど柑橘地植えでは寒害で枯れやすいジューンベリー(果樹兼用)
フェイジョア若木の寒害、実の成りにくさジューンベリー、ブルーベリー類

寒さとは別の理由で、庭に植えると後悔しやすい木もあります。

落ち葉や根の張り、毛虫の付きやすさといった観点は、寒さ以外の視点で庭木に不向きとされる木にまとめてあります。

寒冷地で育つシンボルツリー12選【比較表】

12種を同じ軸で並べます。

耐寒性は目安で、品種や植える場所によって差が出ます。

樹種常緑/落葉耐寒性の目安樹高の目安成長速度
ソヨゴ常緑-10℃前後(条件がよければ-15℃程度まで)とされる3〜5mゆっくり
コニファー類(エメラルドグリーン等)常緑-20〜-30℃程度(種類差が大きい)とされる2〜6mふつう
アオダモ落葉-20〜-25℃程度とされる5〜10mゆっくり
ヤマボウシ(落葉種)落葉-20℃前後とされる4〜8mふつう
イロハモミジ落葉-20℃前後まで耐えるとされる5〜10mふつう
シャラノキ(ナツツバキ)落葉-20℃前後まで耐えるとされる5〜10mゆっくり
エゴノキ落葉-15〜-20℃程度とされる4〜8mふつう
ジューンベリー落葉-25℃前後まで耐えるとされる3〜5mふつう〜早い
ナナカマド落葉-30℃前後まで耐えるとされる6〜10mふつう
シラカバ'ジャクモンティー'落葉-20〜-25℃程度とされる(在来のシラカバより寒さにやや弱いとされる)8〜12m早い
マンサク落葉-20〜-25℃程度とされる2〜4mゆっくり
ライラック(リラ)落葉-30℃前後まで耐えるとされる2〜4m(大きくて6m)ゆっくり〜ふつう

寒冷地は園芸店の在庫樹種が限られやすいため、通販で樹形を選んで取り寄せる方も増えています。

候補が2〜3種にしぼれたら、同じ樹高帯で樹形・鉢サイズ・価格を並べて見比べると決めやすい段階です。

気になる樹種の在庫と価格は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングで見比べられます。

在庫と価格は時期で変わります。

植え付け適期(雪解け後〜梅雨前)に届くよう早めに手配すると、根を乾かさずに植えられます。

ソヨゴ|寒冷地の常緑候補の筆頭

ソヨゴ
ソヨゴ

常緑/耐寒の目安 -10℃前後(条件がよければ-15℃程度まで)とされる/樹高3〜5m(防風があればより寒い土地での越冬例あり)

赤い実をつけるのはメス株なので、実を楽しむならオス株を近くに植えるか、実付きのメス株苗を選びます。

成長がゆるやかで枝数も増えすぎず、剪定の手間は少なめです。

北海道では道南や沿岸部が適地で、建物の東側や軒下など風の当たりにくい場所に向きます。

コニファー類(エメラルドグリーン・ホプシーほか)|剪定がほぼ不要

コニファー

常緑/耐寒の目安 -20〜-30℃程度(種類差が大きい)とされる/樹高2〜6m

種類が多く、円錐形のエメラルドグリーンは目隠しや列植向き、青みの強いホプシーは単植のアクセント向きです。

寒さに強い種類が多い一方、耐寒性と枝の張り方は種類ごとに差があるため、購入時にラベルの適地表示を確認します。

剪定はほぼ不要か、軽い切り戻し程度で十分です。

積雪地では雪の重みで枝が開かないよう、冬前に樹形へ沿って縄で軽くしばっておきます。

アオダモ|雑木風シンボルツリーの定番

アオダモ

落葉/耐寒の目安 -20〜-25℃程度とされる/樹高5〜10m

細い枝と小さな葉が涼しげで、株立ちにすると自然な雑木の雰囲気になります。

成長がゆるやかで大きくなりすぎにくく、剪定の頻度も低めです。

材が粘り強く折れにくいことから野球バットの素材としても知られ、寒さにも比較的強い木とされています。

落葉が細かく掃除も比較的楽なので、狭めの庭でも扱いやすい部類です。

ヤマボウシ(落葉種)|初夏の花と秋の紅葉

ヤマボウシ

落葉/耐寒の目安 -20℃前後とされる/樹高4〜8m

6月ごろに白い花(正確には総苞)をつけ、秋は紅葉と赤い実が楽しめます。

寒冷地で植えるなら落葉種が基本で、常緑ヤマボウシは葉傷みが出やすいため避けます。

乾燥にやや弱いのが弱点です。

株元のマルチングと夏の水やりで葉焼けを防ぎ、横張りしやすい枝は軽い間引き剪定で整えます。

イロハモミジ|紅葉を主役にしたい庭に

イロハモミジ

落葉/耐寒の目安 -20℃前後まで耐えるとされる/樹高5〜10m

定番の紅葉樹で、昼夜の寒暖差がある寒冷地は発色がよくなりやすい環境です。

半日陰でも育ち、朝日が当たって西日を避けられる場所だと葉が傷みにくくなります。

アブラムシやテッポウムシが付くことがあるので、幹の見回りをしておくと早めに気づけます。

株立ちは雪で外側の枝が折れやすいため、多雪地では単幹か、若木のうちの雪囲いが安全です。

シャラノキ(ナツツバキ)|夏の白い花と木肌の美しさ

シャラノキ
シャラノキ

落葉/耐寒の目安 -20℃前後まで耐えるとされる/樹高5〜10m

6〜7月、椿を小ぶりにしたような白い花が咲き、その日のうちに落ちた花が木の下を白く彩ります。

なめらかで灰褐色のまだら模様になる樹皮も見どころのひとつ。

秋は赤や黄、オレンジがかった色に色づきます。

弱点は夏の強い西日と乾燥で、寒冷地でも半日陰ぎみの水はけと保水のよい場所が向きます。

植え付け後は株元をマルチングし、夏場の水やりを欠かさないようにしてください。

エゴノキ|初夏に下向きの花が枝いっぱいに咲く

エゴノキ

落葉/耐寒の目安 -15〜-20℃程度とされる/樹高4〜8m

5〜6月、白い星形の花が枝から吊り下がるように枝いっぱいに咲きます。

自然樹形は横へ広がり、株立ちにすると軽やかな雑木の風情が出ます。

半日陰でも育ちますが、寒冷地では冬の乾いた風の当たらない場所を選ぶと傷みにくくなります。

実にはえぐみ(毒性)があるため、小さな子どもが口に入れない位置を選んでください。

エゴノネコアシアブラムシによる虫こぶが付くこともあり、気になるなら見つけしだい取り除きます。

ジューンベリー|花と実と紅葉の三拍子

ジューンベリー

落葉/耐寒の目安 -25℃前後まで耐えるとされる/樹高3〜5m

春の白い花、初夏の赤い実、秋の紅葉と見どころが多く、実はジャムや生食に使えます。

北海道でも育てやすいとされ、寒冷地の果樹兼シンボルツリーとして人気の高い木です。

樹高3〜5mとコンパクトなので、狭い庭や駐車場脇にも収まります。

実を鳥が好むため、収穫したいならネットがけを想定しておきます。

ナナカマド|北国の街路樹の風景を庭に

ナナカマド

落葉/耐寒の目安 -30℃前後まで耐えるとされる/樹高6〜10m

北海道の街路樹としてなじみ深く、秋の赤い実と紅葉を長く楽しめる木です。

寒さに強く、痩せ地でも育つ丈夫な木とされます。

樹高が6〜10mと高くなるため、建物や電線との距離を取って植えます。

実は落ちると歩道で滑りやすいので、アプローチの真上は避けると安心です。

シラカバ'ジャクモンティー'|白い幹の意匠性

  • 落葉/耐寒の目安 -20〜-25℃程度とされる(在来のシラカバより寒さにやや弱いとされる)/樹高8〜12m

幹が特に白い品種で、高原リゾートのような景色を1本で作れます。

成長が早く条件がよいと樹高10m前後まで伸びることもあるため、広めのスペースが必要です。

北海道内陸のように-25℃を下回る土地では、在来のシラカバのほうが安定するとされます。

夏の暑さと乾燥、カミキリムシ(テッポウムシ)に弱く、冷涼な土地ほど向く木です。

根が浅く広く張るので、建物や配管から離して植えます。

シラカバ'ジャクモンティー'の苗を探す(単幹・株立ちの大苗):楽天市場 / Amazon / Yahoo!ショッピング

マンサク|早春に咲く小ぶりの花木

マンサク

落葉/耐寒の目安 -20〜-25℃程度とされる/樹高2〜4m

雪解けのころ、葉が出る前に黄色い細いリボン状の花を咲かせます。

樹高2〜4mと小さめで成長もゆるやかなので、狭い庭のシンボルに向きます。

半日陰でも育ち、病害虫も比較的少ない木です。

シナマンサクは香りが強く、日本のマンサクより花が大きめになります。

ライラック(リラ)|札幌の初夏を代表する花木

ライラック

落葉/耐寒の目安 -30℃前後まで耐えるとされる/樹高2〜4m(大きくて6m)

「リラ冷え」の言葉で知られ、5〜6月に紫や白の房状の花が咲き、香りも楽しめます。

寒さに強い一方で夏の高温多湿はやや苦手なため、冷涼な土地ほど育てやすいとされる木です。

樹高2〜4mなので、株立ちや低めの株で扱うと管理が楽になります。

花後すぐに花がら摘みと軽い剪定をすると、翌年の花付きが安定します。

地域別のシンボルツリーの選び方

寒冷地とひとくくりにしても、最低気温と積雪量で向く木は変わります。

北海道(内陸は-25℃を下回る地域)

気温そのものへの耐性を最優先し、コニファー類、ナナカマド、ジューンベリー、ライラックが土台になります。

シラカバを入れたい場合、内陸で-25℃を下回る土地では'ジャクモンティー'より在来のシラカバのほうが安定するとされます。

ソヨゴは、道南・沿岸部で防風と軒下を確保できる場合の選択肢です。

根鉢の防寒と落雪位置への配慮は、植え付けの段階から組み込んでおきます。

東北・北陸などの雪国(多雪で重い雪)

課題は気温より積雪荷重で、直立性の樹形と雪囲い前提の管理が向いています。

マンサク、ライラック、若木から囲うアオダモ、単幹のイロハモミジが扱いやすい部類です。

株立ちの大苗をいきなり植えるより、若木から樹形を作るほうが雪に強く育ちます。

中部・信州などの高原(雪は少なめで放射冷却と遅霜)

主な注意点は、晴れた朝の冷え込み、春の遅霜、冬の乾いた風です。

アオダモ、ヤマボウシ、シャラノキ、ジューンベリー、イロハモミジがなじみやすく、常緑ならソヨゴを防風とセットにします。

新芽の時期に遅霜予報が出たら、不織布を一晩かけるだけでも傷みを減らせます。

気温と積雪から地域の候補が見えてきたら、その樹種の苗の樹形と価格を楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングで先に見ておくと、春の植え付け準備がスムーズです。

目的別のシンボルツリーの選び方

見た目の好みに加えて、目隠しを兼ねたいか、手入れをどこまで減らしたいか、庭の広さはどれくらいかで候補を絞ると決めやすくなります。

ここでは代表的な3つの目的ごとに、向く樹種を整理します。

目隠しも兼ねたい

常緑で葉が密なコニファー類(エメラルドグリーン)は、高さと幅を作りやすい樹種です。

ソヨゴは葉がやや粗いため、単独では「ゆるい目隠し」と考えておきます。

1本で足りず数本を並べて視線を切りたい場合は、常緑樹を列植して目隠しにするときの選び方が参考になります。

手入れの手間を減らしたい

成長が遅く病害虫が少ない木ほど、剪定・消毒・掃除の手間が軽くなります。

コニファー類、ナナカマド、アオダモがこの条件に近く、いずれも放任気味でも樹形が乱れにくい木です。

落ち葉の量が気になるなら、葉が細かいアオダモが比較的片づけやすい部類です。

狭い庭・低木でおさめたい

樹高2〜4mでとどまりやすいマンサク、ライラック、コンパクトに仕立てたジューンベリーが候補です。

足元がさびしいときは下草を合わせると、狭い庭でもまとまって見えます。

低木を組み合わせて小さな庭を見せる工夫は、低木を主役にして庭をおしゃれに見せるアイデアにまとめています。

植え付けと1年目の冬越しの手順

寒冷地では、秋植えより雪解け後から梅雨前の春植えが無難とされています。

秋に植えると、根が十分に張る前に土が凍り、凍み上がりで苗が持ち上げられて根が切れやすいためです。

手順と資材の目安は次のとおりです。

  • 植え穴と土:根鉢の2倍の幅に掘り、掘り上げた土にバーク堆肥を2〜3割混ぜて水はけと保水を整える。 バーク堆肥・完熟堆肥を探す(土壌改良用)
  • 支柱:二脚鳥居支柱か布掛け支柱で幹を固定し、風と凍み上がりでのぐらつきを防ぐ。 樹木用の支柱・杭を探す(二脚鳥居支柱・伸縮タイプ)
  • 株元のマルチング:バーク堆肥やワラを地際に10cmほど敷き、地温の急変と乾燥を抑える。
  • 幹巻き:地際から1m前後までジュートの幹巻きテープを巻き、幹の日焼けや凍害(寒さによる幹の傷み)をやわらげる。 幹巻きテープを探す(ジュート・樹木保護用)
  • 防風:西〜北側に寒冷紗や不織布を張り、常緑樹の葉から水分が抜けるのを抑える。 寒冷紗・不織布を探す(べたがけ・防寒用)
  • 雪囲い:多雪地では三脚と添え木、シュロ縄で枝を上向きにまとめ、落雪の当たらない位置か確認する。 雪囲いの資材を探す(三脚・園芸支柱・シュロ縄)

植え付けを自分でやるか業者に頼むか迷う場合は、大きめの株ほど運搬と据え付けに人手がかかる点を見ておきます。

高木や重い株立ちを植えるときや、外構工事とまとめて頼みたいときは、外構の一括見積もりサイト5社を比較した記事で相見積もりの進め方を確認しておくと、作業範囲と費用を見比べやすくなります。

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寒冷地のシンボルツリーに関するよくある質問

樹種を選ぶ前に迷いやすいポイントを、質問形式でまとめました。

Q. 寒冷地で常緑のシンボルツリーは無理ですか。

A. 選択肢は限られますが、可能です。

ソヨゴとコニファー類が主な候補で、いずれも冬の季節風を避けられる場所に植え、若木のうちは防風対策をするのが前提になります。

Q. 鉢植えで冬越しできますか。

A. 地植えより根が凍りやすく、難易度は上がります。

軒下に移す、鉢を二重にする、不織布で鉢ごと包むといった対策をし、真冬に土が完全に凍る地域では鉢を大きめにして根を守ります。

Q. ヤマボウシは常緑種と落葉種のどちらを選べばよいですか。

A. 寒冷地では落葉のヤマボウシを選びます。

常緑ヤマボウシは冬に葉が茶色くなりやすく花付きも落ちやすいため、寒い地域では見栄えを保ちにくい傾向があります。

Q. 落ち葉や虫の掃除をできるだけ減らしたいのですが。

A. 常緑のコニファー類は落葉が少なく、落葉樹なら葉が細かいアオダモが掃除の負担を抑えやすい部類です。

ジューンベリーやナナカマドは実が落ちるので、アプローチや駐車場の真上を避けて植えると手間が減ります。

Q. 植えてから目隠しになるまで何年かかりますか。

A. 樹種と苗のサイズによります。

成長の早いエメラルドグリーン(コニファー類)は、高さ1.5〜1.8mの苗から数年で目隠しの高さに近づきます。

成長の遅いソヨゴやアオダモは年数がかかるため、最初から大きめの苗を選ぶのが現実的です。

まとめ|地域と常緑落葉で候補を2つに絞る

寒冷地のシンボルツリーは、「自宅の寒さレベル」「常緑か落葉か」「積雪と落雪」の3点を先に決めると、候補が一気に絞れます。

条件まず検討したい樹種
北海道・内陸/常緑コニファー類
北海道・内陸/落葉ナナカマド、ジューンベリー、シラカバ(内陸では在来種が安定)
雪国/落葉で低めマンサク、ライラック
高原・寒冷地一般/落葉の雑木風アオダモ、シャラノキ、エゴノキ、ヤマボウシ、イロハモミジ
寒冷地で常緑をあきらめたくないソヨゴ(防風とセット)、コニファー類

次の一歩は3つです。

  1. お住まいの住所から耐寒ゾーンを調べ、候補樹種の耐寒性の目安と照らし合わせる。
  2. 常緑落葉と樹高で候補を2種類まで絞り、苗の樹形と価格を確認する。
  3. 春植えに向けて、支柱・幹巻きテープ・寒冷紗・堆肥などの資材を先に用意する。

庭木全体の考え方や他の候補も見たい場合は、用途別に庭木を整理したプランナーのリストを起点にすると、シンボルツリー以外の植栽計画も立てやすくなります。

苗は樹形・在庫・価格が時期で変わります。

まず1〜2種にしぼって取り寄せ、届いたら根鉢を乾かさないうちに植え付けてください。

必要な苗と冬越し資材(支柱・幹巻きテープ・寒冷紗)も準備しておきましょう。

(PR:本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。掲載した価格帯・耐寒性・樹高は一般的な目安で、生育を保証するものではありません。品種や販売状況は変わることがあるため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。)


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