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外構の相見積もりを取るときのコツ

2021年8月24日

外構の相見積もりを取るときのコツ
知りたい人 
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相見積もりを取ろう思うけど、どんな風にしたらいいんだろう?

この記事では、外構の相見積もりを取るときのコツを目的別に紹介していきます。

記事の後半では、相見積もりが出揃った次にしなければいけない「業者選び」の注意点を紹介していきます。

記事を読み終えると、相見積もりで悩むことななくなり、理想の外構を手に入れることができます。

こんにちはテツです。

テツ
執筆者
  • 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
  • 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
  • 現在:外構専門店運営・現役フリーランス

≫プロフィール

相見積もりに限らず、見積もりの取り方全般に関しては、外構見積もりの取り方にコツあり!注意ポイントから比較方法まで徹底解説を参考にどうぞ。

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外構の相見積もりは目的によって依頼の仕方が変わる

相見積もりを取る目的は概ね以下に当てはまります。

  • 予算を厳守してプランを比べる
  • デザインを優先に比較しながら予算を決めていく
  • 希望する工事内容が明確であれば単純に価格比較

上記の目的によって業者に依頼するときのニュアンスは変わります。

それぞれ見ていきましょう。

①:予算を厳守してデザインを比べる場合の依頼方法

予算を厳守したい場合は、デザインと見積もりを作ってもらう前に、あらかじめ業者に予算を伝えてしまいましょう。

出てきた見積もりが予算オーバーになった場合、修正するための打ち合わせ時間を省くことができます。

質問:予算を伝えてしまうと、業者にとって都合がいいだけの内容になってしまわないか。

相見積もりを取っていることを業者に伝えることで、そのような状況にはなりません。

業者側としても、相見積もりを取られていることは当たり前と思っているので失礼には当たりません。

  • 「○○○万円以内でデザイン提案をお願いします。」
  • 「デザインを見比べたいので相見積もりを取っています」

②:デザインを優先に比較し、予算を決めていく場合の依頼方法

「とにかく外構を素敵にしたい。だけどいくらかかるのか分からない」という場合は、シンプルにそのまま業者へ想いを伝えましょう。

業者側は予算という制限を外すことで、斬新なデザインを提案しやすくなります。

この方法は、特に新築に伴った外構を計画する場合に有効です。建物と合わせた予算取り計画であるような、初期段階であればあるほど有効になります。

ここでも忘れてはいけないのは、相見積もりを取っていることを業者に伝えましょう。

質問:デザインを優先してしまったらとんでもない金額になるのでは?

優秀なデザイナーであればヒアリング段階で、「〇〇〇万円~〇〇〇万円くらいになりそうですね。」と概算を出しながら話を進めてくれます。

また、1回の提案で契約を迫られるようなことは無く、3回、4回、と打ち合わせを重ねて決めていくので安心してください。

  • 「素敵な外構にしたいのでデザイン提案をお願いします。予算はデザインを見て判断していきます。」
  • 「デザインを見比べたいので相見積もりを取っています」

③:希望する工事内容が明確であれば単純に価格比較

デザインがあまり伴わないような工事であれば、単純に価格を比較していけば大丈夫です。

例えば以下のような工事です。

  • 土間コンクリート
  • アルミカーポート
  • 目隠しフェンス

など

外構の見積もりにある諸経費って何?必要?

見積もりの最後にある「諸経費」という項目。

曖昧なだけに「諸経費って何?」と思われるかもしれませんが工事を完了させるために必要な項目です。見積り項目にするほどでもない軽微なモノを一括して「諸経費」としています。

例えば以下の項目です。

  • 電話などの通信費
  • 車両費
  • 現場管理費
  • ゴミ処理・清掃費

など

見積もり金額の10%前後を諸経費として計上されることが多いです。

質問:見積もりに「諸経費」という項目がなかったら得?

繰り返しですが、諸経費は工事を完了させるために必要な費用です。

業者によって「諸経費」という項目がない場合がありますが、その他の見積もり項目に割り振りされていることが予想されます。

他社の外構プランを流用しての相見積もりはモラル違反

A社でデザインされた外構図を、別のB社に見せて見積もりを取る事はモラル違反とされています。

著作権の侵害に該当するかは議論の余地がありますが、注意しましょう。

少なくとも、デザインされた図面はエクステリア&ガーデンデザイナーの知的財産です。

また、業者側から「他社の図面を見せて貰えれば、同じデザインでその会社よりも安くしますよ。」と言われた場合も気をつけましょう。

アイディアの横取りと責任感の欠如になるので、信用するに値しない会社と思った方がいいです。

外構の設計業務に携わる立場であれば「ニューモラルスタンダード」のことは必ずと言っていいほど知っています。

ニューモラルスタンダード活動

ニューモラルスタンダードとは設計図面盗用防止活動です。

JEXA一般社団法人日本エクステリア設計協会から、エクステリア&ガーデンデザイナーの知的財産を守る活動が展開されています。

≫参考:ニューモラルスタンダード of JEXA

図面に表示されることが多いですが、以下のニューモラルスタンダードのロゴが入っていれば、信頼できる要素のひとつとして考えて大丈夫です。

ニューモラルスタンダードロゴ

気に入った外構プランと納得いく金額の提示があれば契約、ではない

工事を信用できるかどうかの見極めも大切です。

相見積もりをしていれば業者を選ばないといけません。相見積もりの詰めの段階として以下の事に全て納得しましょう。

  • デザイン
  • 金額
  • 担当者の対応
  • 完工までの進め方
  • 着工前の近隣挨拶
  • 自家用車を停める場所
  • 契約内容(工期、支払方法など)
  • 保証やアフター体制
  • その他内容に応じた事

外構の業者選びで注意しておきたいこと【記事3本】

業者選びに関する記事を3本ご用意しました。

未だにある信じられないほどヒドイ業者。後悔しないためにも参考にしてください。

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まとめ

この記事をまとめると以下です。

メモ

外構の相見積もりを取る目的によって依頼の仕方が変わることをご紹介しました

  • 予算を厳守してデザインを比べる場合の依頼方法
  • 箇デザインを優先に比較し、予算を決めていく場合の依頼方
  • 希望する工事内容が明確であれば単純に価格比較

外構見積もりにある諸経費とは

  • 工事を完了させるために必要な項目

他社の外構プランを流用しての相見積もりはモラル違反

  • デザインされた図面はエクステリア&ガーデンデザイナーの知的財産

気に入った外構プランと納得いく金額の提示があれば契約、ではない

  • 工事を信用できるかどうかの見極めも大切

外構業者選びで注意しておきたいこと

  • 記事3本をご紹介しました

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このブログは外構の情報発信をしています。外構専門店6年、土木職人2年、ハウスメーカー9年、その後独立しました。今までの経験を活かしてここでしか読めない外構の専門的な内容を発信することをコンセプトにしています。エクステリアコンテスト入賞ちらほら。/1級エクステリアプランナー/2級土木施工管理技士/2級造園施工管理技士/ブロック塀診断士/

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