芝生をしたい人
- 人工芝よりもやっぱり天然の芝生が好き
- 天然の芝生は手入れが大変って聞くから不安
- 芝生の手入れに自信がないからあきらめないといけない?
このような方に向けて省管理型の天然芝を紹介していきます。
執筆者紹介
この記事を読み終えると、省管理型の芝生の特徴と注意点が分かるようになります。
芝生の手入れに不安な方は省管理型がおすすめ
省管理型の芝生とは、芝刈りの回数が少ないタイプの芝生のことです。
手入れのメインとなる芝刈り回数が減るのは助かります。
省管理型の芝生
- TM9
- ウィンターフィールド
それぞれの特徴を解説していきます。
TM9とは
TM9とは、トヨタ自動車株式会社が開発した省管理型の高麗芝です。
TM9の特徴
- 緻密さと葉色の濃さの両方を兼ね備えている。
- 在来品種より伸び難い。
一般的な芝生は、夏場は成長が早く芝刈りを行うのは大変です。
TM9は一般品種の半分以下の草丈なので、景観を維持するための労力を省力化できます。
以上のことから見た目をきれいに維持し易いのが特徴です。
穂刈りが必要
TM9は一般的な高麗芝に比べ穂が多く発生します。
穂をそのままにしていると種が実って、こぼれた種が発芽した場合には、まれに草丈の高い固体が生じる場合があります。
TM9は芝刈り自体の頻度が減っても、大量の穂刈りをするためには芝刈り機が必要です。
春先から梅雨にかけて月1回は穂刈り作業を想定しておきましょう。
ウィンターフィールドとは
ウィンターフィールドとは、住友林業緑化株式会社が扱う省管理型スポーツターフ用改良コウライシバです。
ウィンターフィールドの特徴
- 緻密・草高抑制
- 伸展・回復力に特化
- 緑色保持
ウィンターフィールドは草丈が短いため芝刈り回数が減る以外に、伸展・回復力が早い特徴があります。
そのため、擦り切れや踏まれることに対する回復に優れています。
ウィンターフィールドに関する公式データが以下に公表されています。
一般的な天然芝との違いまとめ
一般的な天然芝は高麗芝ですが、TM9とウィンターフィールドで違う部分を比較表にまとめました。
比較表
高麗芝 | TM9 | ウィンターフィールド | |
草高 | / | 高麗芝の半分 | 高麗芝の半分 |
芝刈り頻度 | 月1回以上 | 年2回程度 | 年2回程度 |
その他 | 穂が多く発生 | 伸展・回復力が早い |
省管理型といえば知名度はTM9がありますが、どちらかと言えばおススメはウィンターフィールドかな。
その他、個人的に気になること【デメリット?】
雑草の手入れにも注意したいところです。
生涯の付き合いとも言えるほどの芝生の手入れですから、挫折せずに継続していく必要があります。
厄介な雑草は芝刈りと同時に刈ってしまえばそれだけでOK、というくらいのズボラな考えでいいと思っています。
ただ、省管理型の芝生は芝刈り頻度が減る分、雑草はどれほど生えてくるかによっても手入れ具合は変わるだろうと思われます。
もちろん土地の状況や環境によりますが。
省管理型の天然芝はどこで購入できるか
TM9もウィンターフィールドも、あまりホームセンターなどでは販売されていません。
通販が手っ取り早いでしょう。
TM9
ウィンターフィールド
外構の一括見積もりサイトに頼むという方法
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まとめ
メモ
- TM9
- ウィンターフィールド
- 芝刈り頻度が減る。ただし、放置していた場合の雑草管理は状況による
- 店頭販売は限られた場所でしかないため、通販での購入が手っ取り早い
芝生のある庭って憧れですよね。
手入れする時間がないという方にとって、芝刈り回数が大幅に減る省管理型の芝生はありがたいです。
よく比較されるものとして人工芝があるのでこちらの記事も参考にどうぞ