家具や建物など、北欧デザインは日本人にとって相性がよく根強い人気がありますね。外構も同様に北欧デザインを好む方は増えてきています。
この記事では、「北欧風の外構の特徴」と「自分の家の外構を北欧風にするポイント」を紹介していくのでチェックしてみて下さい。
こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店→職人→ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。

Contents
外構をおしゃれな北欧スタイルにするために現地を視察?

雰囲気をつかむためには現地を視察することが一番。現地といってもストリートビューでの視察です。
場所はストックホルム(スウェーデン首都)とイエーテボリ(スウェーデンで人口第2の都市)。
外構業者の僕からみた、北欧の外構の傾向を4つにまとめてみました。
ストックホルム(スウェーデン首都)はこちら
イエーテボリ(スウェーデンで人工第2の都市)はこちら
傾向①:外構のスタイル
一般的に外構のスタイルにはクローズド外構、セミクローズド外構、オープン外構があります。
ストリートビューを見た結果、オープン外構が圧倒的に多いことが分かりました。
背の高いもので目隠しをしているところは少ないです。
傾向②:道路側にある塀のスタイル
塀の傾向は以下の通りです。
腰くらいまでの低い生垣
低い生垣が最も多く、定期的にキレイに刈り込まれていることが分かります。
日本でも取り入れるならプリペット、キンモクセイ、トキワマンサク、ボックスウッドあたりが合いそうですよ。
ウッドフェンスも多い
白い縦格子のウッドフェンスが多いです。手入れに不安な方は、各メーカーから同等の形でアルミ製のフェンスが出ています。
門柱が特徴的
道路沿いの入り口にはレンガやブロックなどを柱状に積んだ、高さ1m程度の門柱が多くあります。
門柱は1つだけであったり、左右で1セットであったりと様々です。
傾向③:駐車場やアプローチの仕上げ
駐車場とアプローチの傾向は以下の通りです。
砂利の仕上げ
意外だったのは砂利で仕上げているところが多くありました。
ペイビング
レンガやインターロッキング、平板を敷き詰めているところが多くあります。
コンクリートが少ない
日本では土間コンクリートが一般的で多くされていますが、ストリートビューを見る限り現地では少ないです。
ポストが特徴的
ポストは独立型で門柱の隣にセットで配置してあるところを多く見かけました。
日本では「ボビ」というポストが合わせやすいですよ。詳しくは新築に合わせたポスト選び【盲点:カギの種類にも目を向けよう】で取り上げています。
傾向④:庭のスタイル
庭は基本的に芝生のようです。一角に花壇をつくって好みの植物を楽しむという感じですね。
自分の家の外構をおしゃれな北欧風にする

現地の傾向が分かったら、自分の家の外構に取り入れていきましょう。
外構業者に設計から工事までを依頼する場合と、DIYで仕上げる場合があります。
外構業者に依頼するポイント
現地の傾向が分かったところで、そのまま自分の家の外構にも当てはめて大丈夫という事にはなりません。
業者にしっかりヒアリングしてもらい、北欧スタイルを取り入れつつ、それぞれの家庭環境に合ったプランニングをしてもらう必要があります。
図面に形として反映できるかどうか業者を見極めていきましょう。
外構工事の進め方はこちらの記事を参考にどうぞ。
外構の一括見積もりサイトに頼むという方法
年々一括見積もりサイトが増えていますが、タウンライフリフォーム(外構特集)が信頼できてオススメです。登録されている業者は厳格な国家基準をクリアした信頼ある優良企業のみが掲載されています。
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DIYで仕上げるポイント
DIYの挑戦は、まず第一に無理しないということです。
挫折したり限界を感じて、結局また業者に依頼するという方をたくさんみてきました。共働きの家庭も多く、「なかなか時間が取れない」「想像以上に重労働」という意見が多いです。
DIYに挑戦しやすいものは「砂利敷き」と「ペイビングの敷き詰め」です。スコップがあれば何とかできるので少しづつ挑戦してみましょう。
ウッドフェンスの組立てやセメントを使うDIYには工具が必要になってきます。慣れて来た場合は必要な工具を準備しても良いですね。
まとめ
この記事では、北欧の外構を4つの傾向に分けてご紹介しました。
- ①:外構のスタイル
- ②:道路側にある塀のスタイル
- ③:駐車場やアプローチの仕上げ
- ④:庭のスタイル
特別なものがあるわけではなく、北欧風の外構は日本の外構にも取り入れやすい印象です。
これから外構をしようという方は北欧風の外構を候補としていかがでしょうか。