
- コンクリート以外にどんな方法がある?
- 価格を抑える方法はあるのかな?
- おしゃれな雰囲気にしたいな
土がむき出しの状態だとタイヤが泥だらけになってしまうのはイヤですよね。
この記事では駐車場としてどのような仕上げ方があるのか、注意点も合わせて紹介していきます。
記事後半ではどんな業者に頼めば良いかも解説していきます。
この記事の内容
- 駐車場に使える素材と注意点をコスト順に解説
- オシャレなデザインの検索方法
- 工事を任せるならどんな業者が良い?
執筆者紹介

こんにちは、テツです。
独立する前は、外構エクステリア専門店→職人→ハウスメーカーという、業界を構成する主な3つの立場を歩んできた珍しい人間です。
Contents
駐車場にできる仕上げ方【コスト順に紹介、注意点も】
駐車場にできる仕上げ方は以下の通りです。
- 砕石転圧
- 化粧砂利
- 土間コンクリート
- 建材を使う
それぞれ解説していきます。
砕石転圧【コスト低】

砕石を転圧して締め固める方法が最もコストがかかりません。
化粧砂利と混同しやすいですが、砕石と化粧砂利は明確に区別されます。
- 【砕石】:コンクリートやアスファルトの下地に使い、数ミリ〜3センチ程度の様々な石が混じっているので締め固める事ができる。
- 【化粧砂利】:砂利そのものを仕上げとして見せるため、石の大きさが統一されているので締め固める事ができない。
敢えて自然な田舎風を演出したい場合は枕木も併用すれば雰囲気が出ます。
デメリット
いずれ車のワダチができてしまう。
化粧砂利【コスト低】

砕石の次にコストを抑える候補として化粧砂利があります。
ただし、前項で触れたように化粧砂利は石の粒の大きさが統一されているので締め固めることはできません。
周囲に散らばったり、ワダチもできやすいのでオススメはしていません。
とはいえ、コストの面やデザイン上の都合も出てくる場合もあるので、普段使いではない来客用の駐車場としてはOKです。
瓦チップにはゴミが混じっている?
瓦チップも低価格で手に入ります。
全国的に見るとどうか分かりませんが、僕の地元では高い確率で釘や針金が混じっています。
リサイクルされてエコですが、全ては取り除ききれないようです。
土間コンクリート【コスト中】

最もポピュラーな駐車場の仕上が土間コンクリートです。
強度があり、経年劣化が少ない方法としては最も低コストな仕上げです。
タイヤが乗り上げる分だけのコンクリートは本当にコストダウンできるのか
結論としては、多少のコストダウンはできますがあまり期待はできません。
面積は確かに少なくなりコストダウンできそうですが、作業手間が多くなるので差し引きすればあまり変わりません。
作業手間とは以下です。
- 正確な位置の測定
- 型枠を組む手間
建材を使う【コスト高】

オシャレな演出が可能ですが、建材を使えば土間コンクリートよりもコストは高くなります。
材料費だけを見れば安く販売されていても、施工費が加算されると間違いなく土間コンクリートよりもコストは高くなります。
建材の例を挙げると以下です。
- タイル
- 石
- コンクリート平板
- レンガ
- インターロッキング
エリア全面を建材で覆いつくすのではなくコンクリート仕上げをメインとして一部に建材を使う事がほとんどです。
耐荷重に注意【カタログ等で要確認】
建材には歩行用と駐車場用に分けられているものが多いです。
施工方法も歩行用と駐車場用とでは変わってきます。
【材料】建材そのものの厚みの違い
【施工】コンクリートを下地にする必要性や砕石下地の厚みの違い
お気に入りの建材が見つかったら必ず耐荷重の確認が必要です。
オシャレなデザイン例を見たいとき
デザイン例を手軽に見る方法としてGoogleやSNSでの画像検索があります。
好みのデザイン例が必ずといっていいほどヒットします。
ハイレベルでのオシャレなデザイン例にしぼって見たいときは建材メーカーのコンクールをチェックすると良いです。
大手建材メーカーは以下です。
ユニソン:>>フォトコンテスト
タカショー:>>施工例コンテスト
リクシル:>>エクステリアコンテスト
TOYO:>>全国施工写真コンテスト
YKK:>>エクステリアスタイル大賞
三協アルミ:>>エクステリアデザインコンテスト
毎年コンクールが開催されており全国の猛者達が応募してきます。
思いもつかなかったデザインを目にすることができます。
業者に依頼する場合はどこ?
駐車場の工事ができる業者は概ね以下です。
- 土木業者
- 造園業者
- 外構業者
コストを抑えたい場合は「土木業者」や「造園業者」を探すといいです。
オシャレなデザイン提案を求めたいときは外構業者に依頼するといいです。
外構業者のホームページで施工例やコンテスト入賞歴を確認してみましょう。
知り合いに業者がいないし自分で探す自信がない場合
外構の一括見積サイトに登録すると、対象地域ごとに対応できる業者を複数紹介してくれます。
登録や見積もりは無料なので試す価値アリです。
>>参考:外構の一括見積もりできる4サイトを比較【業者選びの注意点も解説】
まとめ
本記事をまとめると以下です。
メモ
駐車場にできる仕上げ方
注意点もそれぞれ解説しました。
- 砕石転圧
- 化粧砂利
- 土間コンクリート
- 建材を使う
オシャレなデザイン例を見たいとき
- GoogleやSNSでの画像検索
- 建材メーカーのコンクールをチェック
業者に依頼する場合はどんな業者?
- 土木業者
- 造園業者
- 外構業者
一括見積サイトの活用も効果的
車のタイヤが泥だらけになる、道路をよごしてしまう、といったストレスから解放されよう。