広告 外構

外構見積もりの取り方にコツあり!注意ポイントから比較方法まで徹底解説

2023年3月27日

外構見積もりの取り方にコツあり!注意ポイントから比較方法まで徹底解説

家を建てる際、外構は住まいの顔とも言える重要な要素です。

しかし、外構にかかる費用や見積もりの取り方については、なかなか情報が得られず悩ましいものです。

この記事では、外構の見積もりに関する基本的な知識から、費用の相場や予算設定、見積もりの見方や契約前の確認事項まで、外構のプロが分かりやすく解説していきます。

こんにちはテツです。

テツ
執筆者
  • 経歴:外構専門店6年・土木職人2年・ハウスメーカー9年
  • 資格:1級エクステリアプランナー・2級土木施工管理技士、など
  • 現在:外構専門店運営・現役フリーランス

≫プロフィール

外構見積もりの基礎知識

まず、外構見積もりについて以下の基本情報をお伝えしていきます。

  • 外構とは何か?
  • 複数社の見積もり比較のメリット
  • 見積もりの流れと注意点
  • 新築外構の見積もりを依頼する最適なタイミング

これらの知識を身につけることで、外構工事をスムーズに進めるための準備が整い、快適で安全な住まいづくりが実現できます。ぜひ、参考にしてください。

外構とは何か?

外構とは、住宅がある敷地内のデザインや機能を計画、整備することを指します。

例えば以下が外構の要素です。

  • 門や塀のデザインや素材の選択
  • アプローチの舗装材や照明
  • 庭の植栽やウッドデッキ
  • 駐車場

外構は、敷地内のデザインや機能性を整備することで、住まいの価値や快適性、安全性を高める重要な要素です。

≫参考:【外構の意味】辞書とリアル経験の2つの視点から外構のプロが解説

外構見積もりを複数社で比較するメリット

複数社の外構工事の見積もりを比較することで、費用・品質・サービス面で最適な選択ができるメリットがあります。

複数社の外構工事の見積もりを比較することを相見積もり(あいみつもり)と言います。

外構業者によって価格やデザイン、施工品質、アフターサービスが異なります。

外構業者の特徴例

  • A社:低価格だがデザインが限られている
  • B社:高価だがデザインの種類が豊富で施工品質が高い
  • C社:価格は中間だけどアフターサービスが充実している

以上の様に複数社の外構見積もりを比較することで、価格・デザイン・品質・サービスが自分の希望に合った業者を選ぶことができます。

外構見積もりの流れと注意点

外構見積もりの流れは以下の通りです。

  1. 打ち合わせ
  2. 現地調査
  3. 見積もり提出
  4. 契約の手続き

注意点として、契約前までに詳細な仕様や追加費用、アフターサービスの確認をしてください。

見積もりが適切かどうか判断する材料にもなり、なおかつ後からトラブルが起こることを防ぐことができます。

判断例

  • A社:見積もりは安いが、仕様が曖昧で追加費用が発生しやすい場合、トータルコストが高くなる恐れがある
  • B社:見積もりが高めだが、仕様が明確で追加費用が発生しにくい場合、トータルコストが安くなることもある

外構見積もりの流れは打ち合わせ、現地調査、見積もり提出、契約の手続きで進みますが、詳細な仕様や追加費用、アフターサービスを確認することで、適切な見積もりを受けることができます。

新築外構の見積もりを依頼するベストなタイミング

新築外構の見積もりを依頼するベストなタイミングはズバリ、建物の設計が確定し、かつ「建物の配置が決定する前」です。

使いやすさやデザインを理想の外構にするために、建物の配置計画を変える可能性が大いにあるからです。配置計画を変えると外構の見積もり金額にも影響してきます。

ベストなタイミングで依頼することで、適切な提案が受けられ、工期の短縮やコスト削減が期待できます。

≫参考:新築の外構をするときに必ず来る重要なタイミング2回【決断がある】

体験談①:「建物の配置」「GL」「玄関の位置」を変えた話し

新築予定の敷地は高低差があり角地でした。

「車の出入りの都合」と「土留めの方法と費用」を重点に検討することに。すると、当初にあった建物の配置計画に対して外構を設計するとコスパが悪いことが判明。

建物の位置と設計GLを変え、玄関の位置さえも変えることになりました。

体験談②:建物の配置を変えることで外構のコストダウンに成功

駐車場を土間コンクリートにする計画をしていました。

生活に不自由なく最低限の土間コンクリートだとしても、必要以上に面積がとられて予算オーバー。

そこで建物の配置を変えることで、機能面でもコスト面でも効率よく進めることに成功しました。

外構費用の相場と予算設定

外構工事を計画していると、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。この章では、外構見積もりシミュレーションの活用方法や、平均的な費用について解説していきます。

さらに、費用を抑える方法もご紹介。シンプルなデザイン選びや現地状況を活かす工夫、リーズナブルな素材の使用、DIYで工事費を節約するコツなど、外構工事を予算内で実現するための方法も解説していきます。

外構見積もりシミュレーションを活用してみよう

外構見積もりシミュレーションは、外構を計画する際に役立つツールです。しかし、シミュレーションサイトの利用にはデメリットも存在します。それらを理解しながらイメージを膨らませましょう。

シミュレーションサイトのメリット

  • 【手軽さ】: インターネット環境があれば、場所や時間を問わずに利用可能
  • 【見積もりのスピード】: 短時間で概算の見積もりが得られる
  • 【無料】: プロの手間をかけずに、予算の目安が立てられる

シミュレーションサイトのデメリット

  • 【正確性の欠如】:あくまで概算であり、実際の工事費用とは異なる
  • 【サイトの限定性】: 提供されるデザインや素材が限られており、独自のアイデアを試すことが難しい
  • 【プロのアドバイスの欠如】:プロのアドバイスが得られないため、最適な提案ができない場合がある

以上のように、外構見積もりシミュレーションサイトは、メリットとデメリットが同時に存在するのでバランスよく活用しましょう。

外構見積もりのシミュレーションができるサイトの例を以下に紹介します。

エクスショップの使い方は外構の見積もりシミュレーション【アルミ工事ならエクスショップへ】を参考にどうぞ。

外構工事の平均費用

知りたい人 
知りたい人 

外構工事の金額って平均いくら?

外構工事の平均費用を調べようとしても、答えを見つけることはかなり困難です。

敷地の広さや地形、デザイン、そして使用する素材によって大きく変わるから。

とはいえ、どのくらいの費用をかければいいのか目安だけでも知りたいと思うので、僕の今までの例を挙げます。今まで担当させて頂いたお客様の外構工事の平均費用は200万円〜400万円です。

僕の地元は田舎なので敷地が広いということもあり、全国的にみると費用は少し高めかもしれません。

≫参考:外構はいくらかかった?【費用だけ聞いても参考にならない理由3つ】

「住宅費用の〇〇%が外構費用の目安」は根拠なし!

例えば「住宅費用の10%が外構費用の目安」という情報を良く聞きますが、住宅費用と外構費用の間に相関関係はありません。

20年以上も外構に携わってきた僕だから言えます。外構の見積もり金額が、結果的に住宅費用の10%になったとしても根拠がなく、偶然でしかありませんね。

繰り返しですが、外構費用は敷地の広さや地形、デザイン、そして使用する素材によって大きく変わります。

費用の相場に関する記事は外構にかかる値段の相場を見分ける方法も参考にどうぞ。

外構費用を抑える方法

費用を抑える方法として、シンプルなデザインの選択、現地の状況を活かす工夫、リーズナブルな素材の使用、DIYによる一部工事などがあります。

外構工事費用はデザイン、素材、工事範囲によって大きく変わるため、これらを工夫することで、費用を抑えることができます。

費用を抑える例

  • 【シンプルなデザインの選択】: 複雑なデザインよりもシンプルなデザインを選ぶことで、工事費用を抑える
  • 【現地の状況を活かす工夫】: 敷地内の既存の植木や石、法面も活用することで、新たな材料や工事の費用を抑える
  • 【リーズナブルな素材の使用】: 高価な素材ではなく、コストパフォーマンスの良い素材を選択することで、費用を抑える
  • 【DIYによる一部工事】: ガーデニングや塗装などの簡単な工事はDIYで行うことで、工事の費用を抑える

以上のような方法で費用を抑えることが可能です。

参考までに駐車場を安く抑える方法として、コンクリート以外で安くするできるのか検証したのでご覧ください。

≫【外構の駐車場を安く】コンクリート以外で安い方法はあるのかコスパを検証

外構見積もりの依頼方法

外構業者の選びから見積もり依頼までの方法をご紹介していきます。

複数の業者の評判や実績を調査し、適切な業者を選ぶ方法や、見積もりの取り方、一括見積サイトの活用方法、そして丁寧な断り方まで詳しく解説。

外構工事をスムーズに進めるためのポイントなのでぜひチェックしてください。

外構見積もりの依頼先と選び方

外構見積もりの依頼は、ハウスメーカーや外構専門業者から選択することが一般的です。

自分に合った外構業者を選ぶためには、まず気になる複数の業者の評判や実績を調査します。業者の評判や実績の調査で、外構工事の品質やサービス内容を判断していきましょう。

調査の方法は具体的には以下です。

  • 口コミサイト
  • SNS
  • 友人や知人からの紹介

気になる業者の中から実際に見積もり依頼するのは、多くても3業者に絞るようにしてください。

≫参考:信頼できる外構業者の探し方を伝授!プロが明かす業者を見極めるポイントも解説

さらに実際に施工された外構を確認することができれば、業者の技術力やセンスを把握することが可能です。

以上の方法で、外構見積もりの依頼先を選ぶことができます。

ハウスメーカーに頼むと高いって聞くけどどうなの?

ハウスメーカーは高いから頼まない方がいいという意見がありますが、「高いから頼まない方がいい」は違います。ハウスメーカーならではの恩恵があるので、詳しくは【待った!】外構をハウスメーカーに頼まない理由が「高い」だけでは後悔をご覧ください。

衝撃的な内容ですが、選んではいけない外構業者をまとめた記事が以下です。

≫参考:外構の業者選びで後悔【本当にあった3つの事例】

外構見積もりの依頼方法と手順

外構見積もりの依頼方法と手順にはコツがあります。

自分に合った適切な業者を見つけることができ、外構工事がスムーズに進行することにもつながります。

依頼の手順

  1. インターネットや口コミで業者をリサーチ
  2. 複数の業者に連絡し、相談・現地調査のアポイントメントを設定
  3. ヒアリングをしてもらう中で要望を伝える
  4. 見積もりを取り、比較検討する

また、外構業者への見積もりは目的によって要望の伝え方が変わります。目的を持って見積もりを依頼してください。

多くは、見積もりを取る目的は概ね以下に当てはまるでしょう。

  • 予算を厳守して見積もりとプランを比べる
  • デザインを優先に比較しながら予算を決めていく
  • 希望する工事内容が明確なので単純に価格比較

以上を踏まえ、要望の伝え方は外構の相見積もりを取るときのコツで詳しく解説しているのでご覧ください。

外構の一括見積サイトに依頼するという方法

こんな風に悩んできませんか?

  • どの業者に依頼すれば良いのか分からない
  • 複数業者から相見積もりを取りたいけど探す時間がない

そんなときは、この方法です。

外構の一括見積もりサイトで解決

年々一括見積もりサイトが増えていますが、タウンライフリフォーム(外構特集)が信頼できてオススメです。登録されている業者は厳格な国家基準をクリアした信頼ある優良企業のみが掲載されています。

\(無料)優良企業に相談する/

外構のプランと見積もりをもらう

もし、タウンライフリフォームでお住まいの地域に業者が見つからなかった場合は、他にもおすすめの一括見積もりサイトがあるので詳しくは外構の一括見積もりできる4サイトを比較をチェックしてみてください。

外構見積もりの依頼時に必要な情報

外構見積もりの依頼時に必要な情報は、土地の面積や形状、予算、希望するデザインや素材などがあります。

業者に対して具体的な要望や条件を伝えることで、業者は適切な提案や正確な見積もりを出すことができます。

デザインや素材に関しては未知な部分が多いと思うので、好きなテイストや雰囲気を伝えるだけでも業者側から提案してもらえるので安心してください。

その他にも現場に応じて必要な情報がありますが、優良な業者であればお客様に応じて上手にヒアリングしてもらえますよ。

必要な情報の例

  • 【敷地図】:土地の面積、形状などの情報
  • 【建物の図面】:1階2階の間取り図、立面図
  • 【配置図】:敷地内における建物の位置
  • 希望する工事期間
  • 家族構成や趣味
  • デザインや素材の希望(例:和風、洋風、コンクリート、自然石など)
  • 関心のある機能や設備(例:カーポート、ウッドデッキ、照明など)

図面の区別がイマイチ分からない、といった場合はハウスメーカーや工務店からもらった図面を一通り準備しておきましょう。

外構相見積もりの断り方

相見積もりを取っていたのであれば、断る必要のある業者が出てきます。なんの連絡もせずにいることはいけません。

相見積もりを断る際には、丁寧な言葉で感謝の意を示し、他の業者との契約を理由に挙げることが適切です。

業者との円満な関係を保ち、将来的なトラブルを回避するために、丁寧な言葉で断りましょう。

断り方の例

「お見積もりいただいた内容を検討させていただいた結果、他の業者様と契約することになりました。お忙しい中、お見積もりいただきありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いいたします。」

しつこい営業をされたらどうしようと思われるかもしれませんが、業者にとって相見積もりをされていることは通例のことです。断ることに対して素直に受け入れてくれます。

必ずお断りの連絡を入れ、円満な関係を保ちましょう。

外構見積もりに含まれる費用と注意点

外構工事を計画する際、適切な見積もりを得ることが大切です。しかし、見積もりの内訳や諸経費が理解しづらいことがよくあります。

この章では、外構工事の見積もりに含まれる主要な費用項目や、注意すべき点をわかりやすく解説しています。不明瞭な費用表記や追加費用への対処方法も紹介。

これを読めば、外構工事の見積もりを効果的に理解し、適切な選択ができるようになります。

外構見積もりの費用の内訳

外構見積もりの費用の内訳は、主に材料費、施工費、設計費、諸経費などに分かれます。

外構工事には、さまざまな要素が組み合わさっており、それぞれの費用が異なるため、内訳が明確になっていることが大切です。

材料費と施工費を合わせて「材工共」にした単価で計算することがよくありますが、工事内容が明確になっていれば問題はなく、通例の表記方法です。

材料費とは

外構工事で使用される素材にかかる費用です。

例えば、アプローチの舗装に関しては、コンクリートやアスファルト、石材などの舗装材が必要となります。また、植栽や庭石、フェンスや門扉、カーポートなどの建築部材も材料費に含まれます。

材料費は、使用する素材の種類や量によって大きく変動するため、予算に合わせて選ぶことが大切です。

施工費とは

外構工事を行うための人件費や機械費用です。

施工費は、土地の広さや地形、工事内容や工程によって変わります。また、選ぶ業者によっても施工費が変動することがあります。

品質や安全性を確保するために、信頼できる業者を選びましょう。

設計費とは

外構工事のプランニングや設計にかかる費用です。

設計費は、専門のデザイナーや設計事務所が関与する場合に必要となります。外構のデザインや機能性を高めるために、設計費を投資することが望ましいです。ただし、予算によっては設計費を抑えることも検討する必要があります。

設計費という項目を設けずに、その他の各項目に振り分けて見積もり全体で設計費を補っている場合もよくあります。

諸経費とは

上記以外の関連費用として、廃材処理費や管理費などが含まれます。

廃材処理費は、工事中に発生する廃棄物の処分費用で、現場状況や処分方法によって変動します。

管理費は、工事全体を円滑に進めるためにかかる費用で、現場管理や安全管理、品質管理などが含まれます。これらの管理費は、工事の進行状況や規模に応じて変動することがあります。

その他、見積り項目にするほどでもない軽微なモノを一括して「諸経費」としています。

外構見積もりの諸経費は必要な項目だけど各業者バラツキがある

外構見積もりの最後にある諸経費は、工事に伴う付随的な費用のことで、工事を完了させるために必要な項目です。

一般的には工事費の約10%〜15%が相場とされていますが、見積り書にはしっかりしたルールが存在しません。

諸経費の表記方法や計算方法に各業者バラツキがあるため、諸経費が低いから良い業者、高いから悪い業者という単純な見方ではなく、全体のバランスを考慮することが大切です。

質問:見積もりに「諸経費」という項目がなかったら得?

繰り返しですが、諸経費は工事を完了させるために必要な費用です。

業者によって「諸経費」という項目がない場合がありますが、その他の見積もり項目に割り振りされていることが予想されます。

見積もりの明細項目にある「1式〇万円」表記に注意

見積もりの明細項目に「1式〇万円」と表記することはよくあります。

例えば、少量の場合だと割高になり、通常の単価計算だと低すぎる金額になってしまうときですね。

業者側の僕としては数万円ほどであれば、やむを得ないのではないかという感覚です。必要以上に分解してしまうと、無理やりこじつけた感じが出てしまいます。

しかし、10万円以上を1式だけで表記している場合はさすがに不明確なため、業者に内訳を確認するようにしてください。

不明確な例

  • レンガ積 1式 150,000
  • 土間コンクリート 1式 320,000
  • フェンス工事 1式 280,000

追加費用への対処に注意

追加費用への対処には注意が必要で、事前に確認をすることが大切です。

追加費用は、工事中に発生することがあり、その分全体のコストが上がります。

事前に追加費用が発生する条件や金額を確認し、工事の完成後はできるだけ予想の範囲内で金額が納まっていることが理想です。

【追加費用の例】:掘削の際にコンクリートや配管などの埋設物が出てきた場合、斫り工事や配管経路の変更工事が別途必要。

見積もり書に、追加費用に関することが明記されていない場合、事前にその条件や費用を確認し、見積もりに反映させるよう依頼してください。これにより、工事が進行してから追加費用が発生するリスクを軽減できます。

また、追加費用が発生した場合でも、その費用が妥当であるかどうかを検討し、必要に応じて交渉しましょう。

特に追加費用が高い場合や、事前に説明が不十分だった場合は業者と交渉して金額の修正を求めることが可能です。

追加費用への対処には注意が必要で、事前に確認や交渉を行い、全体のコストが予想外に高くならないように進めましょう。

見積もりの比較と確認事項

外構工事を依頼する際、適正価格で最適な業者を選び、契約前の確認事項を整理することはとても大切です。

この章では、見積もりを比較検討するためのポイントや契約に至る前の確認事項について詳しく解説していきます。これらの情報を参考にし、トラブルを未然に防ぎながら理想的な外構工事を実現しましょう。

見積もりの比較ポイントと交渉

相見積もりを取ることで適正価格の目安を知ることができ、その上で交渉することが大切です。各業者では見積もり方法や単価が違うため見積もりを比較検討し、無駄のない工事費用を確保してください。

外構工事の見積もりを比較する際の注目ポイント4つが以下です。

  • 【①工事内容を比較】:各業者が提案する工事の詳細を確認し、工事の範囲や仕様が他の業者と同等であるか
  • 【②単価を比較】:各業者の単価を比較し、適正な範囲内であるか。ただし、安い単価だけで判断しないことが大切であり、品質やサービスにも注意
  • 【③工事期間を比較】:工事の完了予定日を各業者から確認し、業者間で期間に違いがないか
  • 【④保証内容を比較】:各業者の保証内容を比較し、適切なサポートがあるか

以上の他に口コミやレビューを参考にすると、信頼できる業者なのかも判断しやすくなりますね。

また、実際に施工された外構の写真や事例を確認することで、業者の技術力やデザインセンスを把握することができます。

見積もりの比較と交渉を通じて、最適な価格で外構工事を依頼することは、家の価値向上や快適な生活環境を実現するためにとても大切です。慎重な比較検討と交渉を行い、理想的な外構工事を実現しましょう。

見積もりの例として、外構工事に欠かせない土間コンクリートの見積もりは、土間コンクリートの見積書の見方で解説しているので参考にどうぞ。

契約前の確認事項

見積もりに納得ができれば次は契約です。

契約前には事前に確認しておくポイントがあり、具体的には以下の通りです。

  • 【工事内容】: 工事内容や範囲を明確にし、見積もりと照らし合わせる
  • 【工事期間】: 工事開始日と完了予定日を確認
  • 【保証内容】: 保証の期間・範囲・条件を把握
  • 【支払い方法】: 支払い方法や支払い時期を確認
  • 【キャンセルと変更】:手続きや費用について確認

契約前に以上のことを確認し、明確にすることで、トラブルを未然に防ぎ、円滑なコミュニケーションが可能になります。これらの確認事項を整理し、業者と十分に話し合うことで、安心して外構工事を依頼できる状況を整えることが大切です。

  • 契約内容を明確にする=トラブルを未然に防ぐことができる
  • 契約前の確認事項を整理する=業者との円滑なコミュニケーションが可能になる

まとめ:外構見積もりは理想の外構を実現する第一歩

外構の見積もりは、費用や工事内容を明確にするために必須です。

外構費用は、敷地の広さや地形、デザイン、素材によって変わります。見積もり依頼時は、複数の業者から相見積もりを取り、内容を比較して自分に合った業者を選びましょう。また、見積もりの内訳を確認し、交渉を行うことで費用を適正にすることが可能です。

契約前には工事内容や費用、工期、アフターサービスなどを確認し、予期せぬトラブルを防ぐことが大切です。

適切な準備とコミュニケーションを通じて、外構工事をスムーズに進め、理想的な外構を実現しましょう。

【PR】タウンライフリフォーム

最後まで読んで頂きありがとうございます!

参考になったと少しでも思って頂けたらバナーをクリックして応援してね!
クリックするだけでOK、僕の励みになります。tetsu

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
テツ アバター

テツ

このブログは外構の情報発信をしています。外構専門店6年、土木職人2年、ハウスメーカー9年、その後独立しました。今までの経験を活かしてここでしか読めない外構の専門的な内容を発信することをコンセプトにしています。エクステリアコンテスト入賞ちらほら。/1級エクステリアプランナー/2級土木施工管理技士/2級造園施工管理技士/ブロック塀診断士/

-外構